1512記事に現実は一歩、近づいた。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月12日(木曜日)
通巻第5475号
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(速報)
ティラーソン国務長官を更迭、ジョン・ボルトンと交替か
複数の米国メディアが一斉に報じ始めている
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ティラーソン国務長官がトランプ大統領を莫迦呼ばわりしたとか、しないとか。低次元の話ではなかった。
共和党タカ派論客としてしられる国連大使ジョン・ボルトンが、このところ、ホワイトハウスで数回目撃されている。10日にはキッシンジャーも呼び出され、アジア歴訪のご進講に及んだが、キッシンジャーは中国と「ビッグディール」を進言したという。
つまり中国が米軍の軍事行動に協力する見返りに韓国から在韓米軍を引き揚げるという衝撃的な提案が密かに検討されているというのだ。
(以上)
在韓米軍撤退で喜ぶ人は、甘いと思う。
アメリカはアジアにおける中国の覇権を認める、その代わりに北朝鮮をなんとかしてくれという意味だ。
韓国が呑み込まれた次は日本。そう身構えるべきなのだ。